初診からメンテナンスまで包括的にサポート

治療に対するリスクについて

治療に対するリスクについて

失ってしまった歯を取り戻すための最適な治療方法であるインプラントですが、治療を受けるにあたって、特に注意が必要な方は次の通りです。

  • 強い代謝系疾患の症状がある人
  • 循環器疾患がある人
  • 内分泌機能障害(特にバセドー氏病)がある人
  • 高血圧の人
  • 呼吸器疾患がある人
  • 腎疾患がある人
  • 人工透析を受けている人
  • 出血性素因のある人
  • 骨粗鬆症の人
  • 薬物中毒の人
  • 肝疾患がある人
  • 妊娠中の人

体に病気があっても基本的には手術を受けることが可能です。 持病がある人、妊娠している人、内科的な疾患がある人は、前もって報告してください。 いずれにせよ、まずは自身の内科主治医と相談することが良いでしょう。 なお、妊娠中の方は、出産後にインプラント治療を始めることがいいでしょう。

インプラントを埋入する前に気をつけるべきこと

体調管理

インプラント手術日は、体調万全で迎えましょう。手術は熱があるようなカゼをひくと延期となってしまいます。 そして、軽い症状でも術後治りが悪いとか、術後症状が強いとかのデメリットもあります。

虫歯や歯周病は事前に治しましょう。

インプラントを埋め入れる前に、虫歯や歯周病は必ず完了するべき治療です。
虫歯や歯周病などで口の中が清潔でない場合、または感染がある場合は、インプラントを埋入しても上手くいきません。 ですから、歯磨きの練習が必要となります。インプラントを入れた後でもメンテナンス面で正しい歯磨きは歯周病などを予防する上でも大切です。

インプラントを埋入する上で必要な処置

顎の骨の高さや幅が足りない方は、骨増生・再生技術が必要な場合があります。

顔の骨には上顎洞という空洞があるため、骨の厚みには制限があります。
そのような部分で抜歯に至る過程で、重度の歯周病などで骨が大部分に渡って喪失した場合、さらに骨の厚みがなくなるため、 骨の幅や高さが不足し、インプラント治療が出来ない場合があります。

このような場合、今まではインプラント治療が行えず、入れ歯やブリッジでしか機能を回復することができませんでした。
しかし、GBR(歯槽骨増生法)、ソケットリフト・サイナスエベレーション(上顎洞底挙上術)などの骨増生・再生技術の向上にともない、 骨が不足している方もインプラント治療が可能となりました。

GBR法は歯周病治療にも応用でき、治療成績を飛躍的に向上させることができます。

骨誘導再生(GBR法)

骨が不足している部分に、膜を用いて骨を作るスペースを用意し、その中に、骨のもとになるものを詰めて骨の再生を促す治療法です。

インプラントを埋め込むのに十分な骨の厚み、幅がない場合、用いられるテクニックです。
通常は、インプラント埋入手術前に必要な骨を作ってしまうか、もしくはインプラント手術のとき、同時に行われます。

骨誘導再生(GBR法)1

ソケットリフト

上顎の上、ほほの骨の中は、大きく空洞になっています。そこを上顎洞(サイナス)といいます。
上顎洞は、鼻腔につながる空洞で、粘膜で覆われています。
上の歯にインプラントをする場合は、上顎洞に到るまでの、上顎の骨の中に、インプラント体を収める必要があります。

ソケットリフト

ソケットリフトとは、上顎の骨が薄い場合に、骨の厚みを増すために行われる方法です。
上顎洞のインプラントを植える穴(もとの歯が抜けた部分)から、骨のもととなる物質を入れて、 少しずつ上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を押し上げていきます。
押し上げられた粘膜と、その間に詰まった骨のもととなる物質の分だけ、骨の厚みを増すことができます。
骨のもととなる物質が固まって、完全に骨になるのを待ってから、インプラントを行います。

サイナスリフト

サイナスリフトとは、ソケットリフトと同様、上顎の骨が薄い場合に、骨の厚みを増すために行われる方法です。 こちらは主に、上顎洞と上顎との距離が狭く、ソケットリフトが行えない場合に選択される方法です。

ソケットリフト

上顎洞をおおう粘膜(シュナイダー膜)をはがし持ち上げて、上顎の骨との間にすき間を作ります。 そのすき間に骨となるもの(自分の骨か、人口の骨のもととなるもの)を入れて、それが固まる(骨ができあがる)のを待ちます。
もとの顎の骨の厚みがある程度あれば、インプラントのオペと同時に行いますが、かなり骨が薄い場合には、サイナスリフトを行い、 半年ほど経過し、骨ができて厚みが十分になってから、あらためてインプラントを行います。